SONY FE 20mm F1.8 Gは、ソニーEマウント用のフルサイズ対応超広角単焦点レンズで、風景写真、星景写真、建築写真、Vlog撮影など、幅広いシーンで活躍する高性能レンズです。焦点距離20mmという超広角でありながら、F1.8という明るい開放F値を実現し、優れた解像性能とボケ表現を両立しています。
Gレンズラインならではの高い光学性能と、373gという軽量コンパクト設計により、携帯性と画質を妥協せず手に入れたいフォトグラファーや映像クリエイターに最適です。XDリニアモーター2基による高速・高精度AFは、静止画だけでなく動画撮影でも威力を発揮します。
本記事では、SONY FE 20mm F1.8 Gの基本スペック、主な特徴、メリット・デメリット、ユーザー評価まで詳しく解説していきます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 焦点距離 | 20mm(超広角) |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 12群14枚 |
| 特殊レンズ | 非球面レンズ3枚、EDガラス2枚 |
| 最短撮影距離 | 0.19m |
| 最大撮影倍率 | 0.20倍 |
| 絞り羽根 | 9枚(円形絞り) |
| フォーカス駆動 | XDリニアモーター×2 |
| フィルター径 | 67mm |
| サイズ | 最大径73.5mm x 長さ84.7mm |
| 重量 | 373g |
| 防塵防滴 | 対応 |
| フッ素コーティング | 対応 |
| 対応マウント | ソニーEマウント(フルサイズ) |
| 価格 | 約10.8万円 |
焦点距離20mmでありながらF1.8という明るい開放F値により、超広角レンズでは得にくい自然で美しいボケ表現が可能です。9枚羽根の円形絞りにより、点光源も円形に近いボケとなり、夜景撮影でも美しい描写を実現します。前景にボケを配置することで、超広角ながら奥行き感のある表現も可能です。
多くのレンズは開放F値では解像度が甘くなりがちですが、FE 20mm F1.8 GはF1.8開放から中心から周辺まで高い解像性能を発揮します。「カリカリ」と表現されるシャープな描写は、風景写真や建築写真において、細部まで精細に記録します。絞り込めばさらに解像度が向上しますが、開放からの高画質は大きな魅力です。
独自開発のXDリニアモーターを2基搭載し、高速・高精度・静音なオートフォーカスを実現しています。動画撮影時にもモーター音が録音されることなく、スムーズなフォーカス移動が可能です。顔/瞳AFとの組み合わせにより、ポートレート撮影でも快適に撮影できます。
最短撮影距離わずか0.19mという寄れる性能により、被写体に大胆に近づいた超広角パースペクティブな表現が可能です。花や小物を手前に大きく配置し、背景に広がる風景を取り込むといった、インパクトのある構図を簡単に作れます。最大撮影倍率0.20倍により、ある程度のマクロ的な撮影も楽しめます。
超広角F1.8というスペックでありながら、重量わずか373g、全長84.7mmというコンパクト設計を実現しています。α7シリーズとのバランスが良く、長時間の撮影でも疲れにくいサイズです。登山や旅行での携帯性に優れ、気軽に持ち出せる超広角レンズとして重宝します。
超広角レンズの弱点である歪曲収差が非常に少なく、建築物の直線をまっすぐに写せます。ソフトウェア補正に頼らず、光学的に歪みを抑えた設計により、後処理の手間を軽減できます。建築写真やインテリア撮影において、プロフェッショナルな仕上がりを実現します。
ナノARコーティングとレンズ構成の最適化により、高い逆光耐性を実現しています。太陽を画面内に入れた撮影でも、フレアやゴーストを効果的に抑制し、コントラストの高い描写を維持します。朝日や夕日を含む風景撮影でも、安心して撮影できます。
レンズマウント部にシーリングを施した防塵防滴設計により、悪天候や砂埃の多い環境でも安心して使用できます。前玉にはフッ素コーティングが施され、水滴や汚れが付着しにくく、簡単に拭き取れます。アウトドアでの撮影機会が多いフォトグラファーにとって、信頼性の高い設計です。
フルサイズ用20mm F1.8というスペックは希少で、明るさと広角を両立したい撮影者にとって貴重な選択肢です。暗所での手持ち撮影が可能になり、高感度ノイズを抑えた撮影ができます。
開放F1.8から十分な解像度を持つため、明るさを優先したいシーンでも画質を妥協する必要がありません。星景撮影や室内撮影で、開放F値を活用できることは大きなメリットです。
373gという軽さは、登山やハイキング、長時間の撮影で大きな利点となります。カメラバッグの重量を抑えられ、複数本のレンズを持ち歩く際も負担が少なくなります。
被写体に近づいて撮影できることで、超広角パースを活かしたインパクトのある構図を作れます。花や料理を手前に配置し、背景を広く取り込むといった表現が簡単に実現できます。
XDリニアモーターの静音性により、動画撮影時にAF駆動音が録音されません。スムーズなフォーカス移動は、Vlogやシネマティック映像制作において、プロフェッショナルな品質を実現します。
光学的に歪みを抑えた設計により、建築写真やインテリア撮影で後処理の歪み補正が不要です。撮って出しで直線がまっすぐに写るため、ワークフローが効率化されます。
67mmという一般的なフィルター径により、NDフィルターやPLフィルターなど、既存のフィルター資産を活用できます。新たにフィルターを揃える必要がなく、経済的です。
ソニーGレンズラインの一員として、高い光学性能と堅牢な作りを誇ります。金属外装の質感とスムーズな操作感は、所有する喜びをもたらします。
超広角単焦点レンズとしては高価な部類に入り、初めてのレンズとしては導入のハードルが高く感じられる場合があります。ただし、性能と携帯性を考慮すれば、妥当な価格設定と言えます。
ズームレンズと異なり、焦点距離を変えられないため、構図調整は自分が動いて行う必要があります。20mmという超広角に慣れていない場合、最初は使いこなしに戸惑うかもしれません。
風景、建築、星景、Vlogなど特定の用途では活躍しますが、ポートレートやスポーツ撮影には不向きです。汎用性の高い標準ズームと比較すると、使用シーンは限られます。
開放F1.8での周辺部の点光源には、わずかにコマ収差(放射状の歪み)が見られることがあります。星景写真では、絞り込むことで改善できますが、開放での星景撮影では注意が必要です。
コントラストの低いシーンや暗所では、AFが迷うことがあります。マニュアルフォーカスへの切り替えがスムーズなため、必要に応じて手動フォーカスを活用できます。
付属のレンズフードは保護性能が高い反面、やや大きめで、バッグへの収納時にかさばることがあります。逆付けで収納できるため、実用上の問題は少ないです。
価格.comや各種レビューサイトの評価をもとに、実際のユーザーの評価傾向をまとめました。
最も多く評価されているのは、開放F1.8からの圧倒的な解像性能です。「カリカリの描写」「中心から周辺まで高解像度」という評価が多数見られます。絞る必要がなく、開放から使える画質は、多くのユーザーから絶賛されています。
軽量コンパクト設計も高く評価され、「373gという軽さが素晴らしい」「α7シリーズとのバランスが絶妙」という声が目立ちます。登山やハイキングでの使用において、携帯性の良さが実感されています。
AFの速度と精度についても評価が高く、「XDリニアモーターが速くて静か」「動画撮影でも安心」という声が見られます。
歪みの少なさも高評価で、「建築撮影で直線がまっすぐに写る」「後処理が不要」という実用面でのメリットが評価されています。
価格については、「10万円超えは高い」という意見がありますが、「性能を考えれば妥当」「長く使える投資」とフォローする声も多く見られます。
20mmという焦点距離については、「慣れるまで使いこなしが難しい」「もう少し広角が欲しい時がある」という声があります。超広角レンズの特性を理解して使用する必要があります。
星景撮影でのコマ収差について、「周辺の星が少し流れる」という指摘がありますが、「F2.8まで絞れば改善される」「実用上問題ない」とする意見も見られます。
SONY FE 20mm F1.8 Gは、超広角F1.8という希少なスペック、開放から使える高解像度、373gの軽量コンパクト設計を兼ね備えた、高性能超広角単焦点レンズです。風景写真、星景写真、建築写真、Vlog撮影など、幅広いシーンで高品質な映像表現を可能にします。
XDリニアモーター2基による高速・静音AFは、静止画だけでなく動画撮影でも威力を発揮し、防塵防滴設計により過酷な環境でも安心して使用できます。歪みが少なく、逆光耐性も高いため、プロフェッショナルな撮影現場でも信頼性の高いレンズです。
価格が約10.8万円と高価であること、単焦点のため融通が効かないこと、用途が限定的であることなど、いくつかの注意点はあるものの、総合的には非常に完成度の高い超広角レンズと言えます。
特に、風景写真家、星景写真家、建築写真家、Vlogger、そして軽量な超広角レンズを求めるフォトグラファーにおすすめです。画質と携帯性を妥協したくない方にとって、SONY FE 20mm F1.8 Gは最適な選択肢と言えるでしょう。
Sony LinkBuds Sは、LinkBuds初代の後継モデルとして、改善されたノイズキャンセリング、8.6mm ドライバー、より小型で軽いデザインを実現したワイヤレスイヤホン。日常使用とプロフェッショナルワークの両立が可能。
Sony WF-1000XM5は、前作WF-1000XM4からの後継モデルとして、業界最高峰のノイズキャンセリング、改善された音質、より小型で軽いデザインを実現したワイヤレスイヤホン。
SONY FX3Aの詳細レビュー。前作FX3との違い、フルサイズシネマカメラの高画質、4K 120p撮影、メリット・デメリットを徹底解説します。
SONY FE PZ 16-35mm F4 Gの詳細レビュー。パワーズーム搭載の軽量広角ズーム、動画撮影最適化、メリット・デメリットを徹底解説します。