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DJI/ 発売日: 2024-01-08

DJI Mic 2 レビュー|DJI Micとの違い・特徴・メリットデメリットまとめ

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この記事の要点

DJI Mic 2の詳細レビュー。前作DJI Micとの違い、32bitフロート録音、スマートノイズキャンセリング、メリット・デメリットを徹底解説します。

  • 音割れの心配が不要で撮影に集中できる
  • ノイズキャンセリングで編集作業を大幅削減
  • Bluetooth接続でセットアップが簡略化
DJI Mic 2

DJI Mic 2

税込参考価格 ¥37,400

はじめに

DJI Mic 2は、Vlogger、YouTuber、映像クリエイターに向けた、次世代のワイヤレスマイクシステムです。32bitフロート録音、スマートノイズキャンセリング、Bluetooth接続機能を搭載し、前作DJI Micから大幅に進化を遂げました。最大250mの伝送距離、充電ケース併用で最大18時間のバッテリー駆動時間、そしてプロフェッショナルな音質により、あらゆる撮影シーンで高品質な音声収録を実現します。

送信機2台、受信機1台、充電ケースがセットになったオールインワン設計で、開封してすぐに撮影を始められる手軽さも魅力です。テレビ番組の収録現場でも採用されるプロフェッショナルな性能を持ちながら、初心者でも簡単に扱える操作性を両立しています。

本記事では、DJI Mic 2の基本スペック、前作DJI Micとの違い、主な特徴、メリット・デメリット、ユーザー評価まで詳しく解説していきます。

基本スペック

項目スペック
録音形式32bit float(内部録音)
サンプリングレート48kHz
伝送距離最大250m
伝送周波数2.4GHz
バッテリー(送信機)約6時間
バッテリー(受信機)約6時間
バッテリー(充電ケース込み)約18時間
内蔵ストレージ8GB(各送信機)
録音時間(内蔵ストレージ)約14時間(32bit float)
ノイズキャンセリングスマートノイズキャンセリング
Bluetooth録音対応
最大音圧レベル120dB SPL
重量(送信機)約30g
重量(受信機)約32g
同梱物送信機×2、受信機×1、充電ケース、ウィンドスクリーン等
価格約3.7万円

前作との比較

項目DJI Mic 2DJI Mic
録音形式32bit float24bit WAV
スマートノイズキャンセリング対応非対応
Bluetooth接続対応(スマホ、Osmo Pocket 3等)非対応
伝送距離最大250m最大250m
バッテリー(送信機)約6時間約5.5時間
バッテリー(充電ケース込み)約18時間約15時間
内蔵ストレージ8GB8GB
最大音圧レベル120dB SPL114dB SPL
重量(送信機)約30g約30g
重量(受信機)約32g約24.9g
充電ケース高級感のある新デザイン標準デザイン
価格約3.7万円約5.2万円(発売時)

最も大きな進化は、32bitフロート録音への対応、スマートノイズキャンセリング機能の追加、そしてBluetooth接続機能の搭載です。32bitフロート録音により音割れのリスクが大幅に低減され、ノイズキャンセリングにより雑音の多い環境でもクリアな音声を収録できるようになりました。また、最大音圧レベルが120dBに向上し、より大きな音にも対応できるようになっています。

主な特徴

32bitフロート録音で音割れを防止

DJI Mic 2の最大の特徴は、32bitフロート録音に対応したことです。従来の24bit録音では、音量が大きすぎると音割れ(クリッピング)が発生し、音声が歪んでしまう問題がありました。しかし、32bitフロート録音は非常に広いダイナミックレンジ(約1529dB)を持ち、突然の大音量にも対応できます。

これにより、録音レベルの事前設定をほとんど気にする必要がなくなり、撮影に集中できます。インタビュー中に話者が急に大声を出した場合や、ライブイベントで音量が急激に変化する場合でも、クリアな音声を記録できます。編集時にはオーディオソフトで適切な音量に調整できるため、後処理の自由度も格段に向上します。

スマートノイズキャンセリングで雑音を除去

AI搭載のスマートノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音を効果的に除去し、話者の声をクリアに収録できます。風の音、交通音、周囲の話し声など、撮影現場で避けられない環境音を最小限に抑え、聞き取りやすい音声を実現します。

従来のマイクでは、後処理でノイズ除去を行う必要がありましたが、DJI Mic 2では録音時にリアルタイムでノイズが除去されるため、編集作業の負担が大幅に軽減されます。特に屋外でのVlog撮影や街中でのインタビュー撮影において、この機能の効果は絶大です。

Bluetooth接続でスマホやOsmo Pocket 3に直接録音

送信機からスマートフォンやDJI Osmo Pocket 3へBluetooth経由で直接接続・録音できる機能が追加されました。これにより、受信機を介さずに、より簡潔なセットアップで撮影を開始できます。スマホでのVlog撮影や、身軽に動き回りたいシーンで特に便利です。

Bluetooth接続時も、送信機の内部ストレージにバックアップ録音が行われるため、万が一接続が切れた場合でも、音声データを失う心配がありません。この二重録音機能は、プロフェッショナルな現場での信頼性を高めています。

最大250mの長距離伝送で自由な撮影

2.4GHz帯を使用した強力な伝送システムにより、最大250mの距離でも安定した音声伝送が可能です。広い会場でのイベント撮影、スポーツ撮影、ドキュメンタリー制作など、被写体と距離が離れるシーンでも、ケーブルの制約なく自由に撮影できます。

障害物の多い環境でも安定した接続を維持する設計となっており、都市部での撮影や建物内での移動撮影でも、音声の途切れを心配する必要がありません。

送信機に8GBストレージ内蔵でバックアップ録音

各送信機に8GBの内蔵ストレージを搭載しており、受信機への伝送と同時に、送信機側でもバックアップ録音が行われます。32bitフロート形式で約14時間分の音声を記録できるため、長時間の撮影でも容量不足の心配がありません。

万が一、受信機との接続が途切れた場合や、電波干渉により音声が乱れた場合でも、送信機に記録されたバックアップデータを使用できます。この二重録音システムは、失敗の許されないプロフェッショナルな撮影現場での保険となります。

充電ケース込みで最大18時間の長時間駆動

送信機、受信機それぞれ約6時間のバッテリー駆動時間を持ち、充電ケースで充電すれば最大18時間の連続使用が可能です。1日の撮影セッションで、バッテリー切れを心配する必要がほとんどありません。

充電ケースは送信機2台と受信機1台を同時に収納・充電でき、持ち運びにも便利です。USB-C端子による充電で、モバイルバッテリーからの充電にも対応しているため、外出先でも安心して使用できます。

最大音圧120dB SPLでライブ音楽にも対応

最大音圧レベルが120dB SPLに向上したことで、ライブ音楽の収録やイベント会場での撮影など、大音量の環境でも音が歪むことなく収録できます。前作の114dB SPLから6dB向上しており、より幅広いシーンに対応できるようになりました。

コンサート、スポーツイベント、お祭りなど、大きな歓声や音楽が鳴り響く環境でも、クリアで歪みのない音声を記録できます。

コンパクト・軽量で装着感が良好

送信機の重量はわずか約30gで、クリップで衣服に装着しても目立たず、装着者にストレスを与えません。小型軽量設計により、長時間のインタビューや対談でも、話者が疲れることがありません。

受信機も約32gと軽量で、カメラのホットシューに装着してもバランスを崩しにくく、ハンドヘルド撮影時の負担も軽減されます。

メリット

音割れの心配が不要で撮影に集中できる

32bitフロート録音により、録音レベルの調整をほぼ気にせずに撮影できるようになります。突然の大声や予期しない音量変化にも対応できるため、音声モニタリングに神経を使う必要がなくなり、映像の構図や演出に集中できます。特にインタビューやドキュメンタリー撮影では、この安心感が大きなメリットとなります。

ノイズキャンセリングで編集作業を大幅削減

スマートノイズキャンセリング機能により、撮影時にリアルタイムでノイズが除去されるため、後処理でのノイズリダクション作業が不要になります。編集時間の短縮につながり、納期の厳しいプロジェクトでもスムーズなワークフローを実現できます。

Bluetooth接続でセットアップが簡略化

スマートフォンやOsmo Pocket 3へBluetooth接続できるため、受信機を持ち歩く必要がなく、より身軽な撮影が可能です。特にスマホ一台でのVlog撮影や、ミニマルな機材での外出撮影において、この機能は大きな利便性をもたらします。

バックアップ録音で大切な音声を守る

送信機の内部録音機能により、万が一の接続トラブルでも音声データを失うリスクがありません。結婚式や一度きりのイベントなど、撮り直しが効かない撮影現場での信頼性を大きく高めます。プロフェッショナルな現場では、この保険機能が安心材料となります。

長時間駆動でバッテリー交換の手間を軽減

充電ケース込みで最大18時間の駆動時間があるため、丸一日の撮影でもバッテリー切れの心配がほとんどありません。バッテリー交換のタイミングを気にする必要がなく、撮影に集中できます。

高級感のある充電ケースで収納・携帯性が向上

新デザインの充電ケースは、高級感があり、送信機2台と受信機をコンパクトに収納できます。カメラバッグに入れても場所を取らず、持ち運びが容易です。ケースの開閉もスムーズで、撮影現場での取り出しもストレスがありません。

最大250m伝送で撮影の自由度が高い

広い会場やアウトドアでの撮影でも、250mの伝送距離があれば、ほとんどのシーンに対応できます。被写体が自由に動き回るシーンでも、音声の途切れを心配せず、ダイナミックな映像を撮影できます。

前作より価格が下がり手が届きやすくなった

DJI Mic 2は、前作の発売時価格約5.2万円から約3.7万円に価格改定され、より手が届きやすくなりました。性能が向上しながらも価格が下がったことで、コストパフォーマンスが大幅に向上しています。

デメリット

Bluetooth接続時の音質はアナログ接続に劣る

Bluetooth接続は便利ですが、アナログ接続(TRS/TRRS)やデジタル接続(Lightning/USB-C)と比較すると、音質面でやや劣る場合があります。特に音質を最優先する場合は、有線接続やカメラとの直接接続が推奨されます。ただし、Vlogやカジュアルな動画制作では、Bluetooth接続の音質でも十分に実用的です。

受信機の重量が若干増加

前作の受信機が約24.9gだったのに対し、DJI Mic 2は約32gと若干重くなっています。軽量なミラーレスカメラに装着する場合、わずかながら重量バランスに影響する可能性があります。ただし、7g程度の差であり、実用上大きな問題となることはほとんどありません。

2.4GHz帯の混雑環境では干渉の可能性

2.4GHz帯は、Wi-FiやBluetoothなど多くの機器が使用する周波数帯のため、混雑した環境では電波干渉により音声が途切れる可能性があります。イベント会場や都市部での撮影では、事前のテスト撮影で接続状況を確認することが推奨されます。

充電ケースがやや大きめでポケットには入りにくい

充電ケースは高級感があり保護性能も高い反面、サイズがやや大きめで、ズボンのポケットに入れて持ち歩くには不向きです。カメラバッグや専用ポーチでの持ち運びが推奨されます。ただし、保護性能を考えれば、このサイズは妥当な範囲です。

付属のウィンドスクリーンは強風では不十分

標準付属のウィンドスクリーン(スポンジ製)は、軽度の風には対応できますが、強風下では風切り音を完全には防げません。海辺や山岳地帯など、風の強い環境での撮影では、別売りのファー(毛皮製)ウィンドスクリーンの併用が推奨されます。

32bitフロート形式に対応した編集ソフトが必要

32bitフロート録音の利点を最大限に活用するには、32bitフロート形式に対応した編集ソフト(Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolveなど)が必要です。対応していないソフトでは、通常の音声ファイルとして扱われ、32bitフロートの恩恵を受けられない場合があります。

ユーザー評価まとめ

楽天市場・Amazon、価格.comの購入者レビューや映像クリエイターのレビュー記事をもとに、実際のユーザーの評価傾向をまとめました。

高評価のポイント

最も多く評価されているのは、32bitフロート録音とスマートノイズキャンセリングの組み合わせです。「録音レベルを気にせず撮影に集中できるようになった」「音割れの心配がなくなり、安心して大音量のシーンも撮影できる」という声が多数見られます。特にインタビューやイベント撮影での安心感が高く評価されています。

スマートノイズキャンセリング機能については、「街中での撮影でも話者の声がクリアに聞こえる」「後処理でのノイズリダクションがほぼ不要になった」といった評価が目立ちます。編集時間の短縮につながることも、プロフェッショナルユーザーから支持されています。

Bluetooth接続機能も高評価で、「スマホでのVlog撮影が格段に快適になった」「Osmo Pocket 3との組み合わせが最高」といった声が見られます。受信機を持ち歩かずに済む身軽さが評価されています。

バックアップ録音機能については、「万が一の保険があるので安心」「結婚式の撮影で音声トラブルがあったが、内部録音のおかげで助かった」という実体験に基づく評価があります。プロフェッショナルな現場での信頼性が実証されています。

充電ケースのデザインと収納性も評価が高く、「高級感があり所有満足度が高い」「コンパクトに収納でき、持ち運びが楽」といった声が見られます。

低評価・気になる声

Bluetooth接続時の音質については、「有線接続と比べると若干音質が落ちる」という指摘がありますが、「Vlogレベルでは十分」とフォローする意見も多く見られます。

価格については、前作発売時よりは下がったものの、「初心者には少し高価」という声があります。ただし、「性能を考えればコスパは良い」「他社の同等製品と比較すれば妥当」とする評価も見られます。

2.4GHz帯の電波干渉については、「イベント会場で音声が途切れることがあった」という報告が散見されます。混雑した環境での使用時は、事前テストの重要性が指摘されています。

充電ケースのサイズについて、「ポケットに入れて持ち歩くには大きい」という意見があります。ただし、「保護性能を考えれば妥当なサイズ」とする声も見られます。

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DJI Mic 2

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税込参考価格 ¥37,400

まとめ

DJI Mic 2は、32bitフロート録音、スマートノイズキャンセリング、Bluetooth接続機能を搭載し、前作DJI Micから大幅に進化したワイヤレスマイクシステムです。音割れの心配が不要になり、雑音の多い環境でもクリアな音声を収録できる点は、あらゆるクリエイターにとって大きなメリットです。

送信機の内部録音によるバックアップ機能、充電ケース込みで最大18時間の長時間駆動、最大250mの伝送距離など、プロフェッショナルな現場で求められる信頼性と利便性を兼ね備えています。前作から価格が下がり、約3.7万円で購入できるようになったことも、コストパフォーマンスの面で大きな魅力です。

Bluetooth接続時の音質や電波干渉の可能性など、いくつかの注意点はあるものの、総合的には非常に完成度の高いワイヤレスマイクシステムと言えます。

特に、Vloggerや YouTuber、屋外でのインタビュー撮影が多いドキュメンタリー制作者、イベント撮影を行う映像クリエイター、そしてDJI Osmo Pocket 3やスマートフォンでの撮影を楽しむユーザーにおすすめです。音割れやノイズに悩まされることなく、高品質な音声収録を実現したい方にとって、投資価値の高い製品と言えるでしょう。

DJI Mic 2

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税込参考価格 ¥37,400

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