この記事の要点
2024年5月発表のiPad Pro M4は、M4チップ搭載でプロフェッショナル向けの処理性能が大幅に進化。タブレットの最高峰です。
- M4チップでプロフェッショナルな動画編集が可能
- 有機ELディスプレイで色彩編集の精度が高い
- 薄く軽いボディで外出先でのワークが容易
はじめに
Apple iPad Pro M4は、Appleが2024年5月に発表したプロフェッショナル向けタブレットで、M4チップによるデスクトップ級の処理性能を実現しています。
前作iPad Pro M2から、M4チップによる処理性能の大幅向上、IPadOS 18への対応、そしてディスプレイの品質強化など、多くの進化を遂げています。
本記事では、iPad Pro M4の基本スペック、iPad Pro M2との違い、主な特徴、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ディスプレイ | 11インチ有機EL、120Hz |
| チップ | Apple M4 |
| RAM | 8GB/16GB |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB |
| メインカメラ | 12MP(f/1.8)、4Kビデオ |
| フロントカメラ | 12MP超広角 |
| バッテリー | 約10時間 |
| OS | iPadOS 18 |
| サイズ | 279.6×215.9×5.1mm |
| 重量 | 487g |
| 価格 | 199,000円(11インチモデル) |
前作との比較
| 項目 | iPad Pro M4 | iPad Pro M2 |
|---|---|---|
| チップ | Apple M4 | Apple M2 |
| ディスプレイ | 11インチ有機EL 120Hz | 11インチ液晶 120Hz |
| メインカメラ | 12MP f/1.8 | 12MP f/1.8 |
| バッテリー | 約10時間 | 約10時間 |
| OS | iPadOS 18 | iPadOS 17 |
| 重量 | 487g | 481g |
| 厚さ | 5.1mm | 6.4mm |
| 価格 | 199,000円 | 179,000円 |
最も大きな進化は、M4チップによる処理性能の向上、液晶から有機ELディスプレイへの進化、そして薄型化による携帯性向上です。プロフェッショナル向け機能が大幅に強化されています。
主な特徴
Apple M4チップでデスクトップ級の性能
M4チップは、MacBook Proに搭載されるのと同じ最新チップです。4K動画編集や3D描画も、リアルタイムプレビューで快適に進行します。
マルチコア性能により、複数のアプリを同時に使用しても、パフォーマンスが低下しません。
有機ELディスプレイで映像美が最高水準
11インチの有機ELディスプレイは、色再現性が業界最高水準です。色彩編集や映像制作に最適なディスプレイで、プロフェッショナルワークに適しています。
120Hzリフレッシュレートで、スクロールやアニメーション表現も滑らかです。
薄く軽いボディで携帯性が向上
厚さ5.1mmという業界最薄級の薄さで、カバンへの収納性が大幅に向上しました。重量も487gで、長時間の持ち運びでも疲れません。
Apple Pencil対応で直感的な創作活動
対応するApple Pencil(第3世代)を使用すれば、精密な描画やノート作成が可能です。プロフェッショナルなイラスト制作も実現できます。
Magic Keyboard対応でノートパソコン化
別売のMagic Keyboardを装着すれば、実質的なノートパソコンとして利用できます。iPadOSの制限を受けながらも、高い生産性が得られます。
ProMotion 120Hzで高速応答性
120Hzのリフレッシュレートにより、タッチレスポンスが高速です。ゲーミングやデザイン作業での操作感が大幅に向上します。
メリット
M4チップでプロフェッショナルな動画編集が可能
Final Cut ProやAdobe Premiere Proなど、プロ向けアプリが快適に動作します。4K 60fpsビデオも、リアルタイムプレビューで編集できます。
レンダリング時間も大幅に短縮されます。
有機ELディスプレイで色彩編集の精度が高い
XDR対応の有機ELディスプレイにより、色彩編集の精度がプロフェッショナルレベルです。写真やビデオ編集に最適な環境が実現されています。
薄く軽いボディで外出先でのワークが容易
携帯性が大幅に向上し、カフェやクライアント先での作業が容易になります。外出先でのプロダクション環境構築に最適です。
Apple Pencil対応で創作表現が自由
精密な描画が可能になり、イラスト制作やデジタルアート制作が実現可能です。ノート作成も、手書き感覚で可能です。
iPadOS 18でマルチタスク機能が充実
Split ViewやSlide Overなど、複数アプリの同時利用が可能です。プロダクティビティが大幅に向上します。
デメリット
価格が199,000円で非常に高い
プレミアムタブレットとしても最高水準の価格です。趣味利用には、著しく割高感があります。
プロフェッショナルな用途での投資判断が必要になります。
iPadOSの制限があり、完全なPC代替には至らない
ファイルシステムがiPadOS特有で、Finderとは異なります。ローレベルの操作が制限される場面があります。
Mac購入の方が、一部の用途では効率的かもしれません。
Magic Keyboardが別売で、完全環境には別途投資が必要
Magic Keyboard(約35,000円)を購入して初めて、ノートパソコン並みの生産性が得られます。総投資額が膨大になります。
11インチはやや小さく、作業領域が限定的
デスクトップ作業との比較では、画面サイズが小さく、複数ウィンドウの管理が難しい場合があります。12.9インチ版の購入も検討が必要かもしれません。
USB-Cファイル転送の速度がやや遅い
Thunderbolt対応でも、従来のUSB接続より遅めです。大容量データ転送時に時間がかかる可能性があります。
まとめ
iPad Pro M4は、Apple M4チップ、有機ELディスプレイ、薄型ボディ、Apple Pencil対応を備えた、プロフェッショナル向けタブレット最高峰です。前作iPad Pro M2からM4チップと有機ELディスプレイが大幅に強化されています。
デスクトップ級の処理性能と、プロフェッショナルな色再現性により、高度なクリエイティブワークが可能です。
価格が非常に高く、一般ユーザーには割高感があります。またiPadOSの制限により、完全なPC代替には至りません。総合的には、プロフェッショナルクリエイター向けの最高峰機です。
特に、動画クリエイター、イラストレーター、写真編集者、プロフェッショナルユーザーにおすすめです。
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