この記事の要点
2024年11月発表のROG Ally Xは、Snapdragon X搭載で処理性能が大幅に進化。携帯型ゲーミングPCの新世代を切り開く最高峰機です。
- Snapdragon Xでバッテリー効率が大幅改善
- 1TBストレージで複数大容量ゲーム同時インストール
- 120Hzで滑らかなゲーム表示
はじめに
ASUS ROG Ally Xは、ASUSが2024年11月に発表した携帯型ゲーミングPCで、Snapdragon Xプロセッサにより最新のゲーミング性能を実現した最高峰機種です。
前作ROG Ally Z1から、Snapdragon Xプロセッサへのアップグレード、バッテリー容量の拡大、そしてWindows 11標準搭載など、抜本的な進化を遂げています。
本記事では、ROG Ally Xの基本スペック、ROG Ally Z1との違い、主な特徴、メリット・デメリット、ユーザー評価まで詳しく解説していきます。
基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ディスプレイ | 7インチ液晶、120Hz |
| プロセッサ | Snapdragon X |
| RAM | 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 1TB SSD |
| GPU | Adreno GPU統合 |
| バッテリー | 80Wh |
| 重量 | 678g |
| サイズ | 280×110×65mm |
| ポート | USB-C、microSD |
| OS | Windows 11 |
| 価格 | 89,800円 |
前作との比較
| 項目 | ROG Ally X | ROG Ally Z1 |
|---|---|---|
| プロセッサ | Snapdragon X | Ryzen Z1 Extreme |
| RAM | 16GB LPDDR5X | 16GB LPDDR5 |
| ストレージ | 1TB SSD | 512GB SSD |
| バッテリー | 80Wh | 80Wh |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| 重量 | 678g | 645g |
| OS | Windows 11 | Windows 11 |
| 価格 | 89,800円 | 79,800円 |
最も大きな進化は、Snapdragon Xプロセッサへの架構変更によるバッテリー効率化、ストレージが1TBに倍増、そしてメモリがLPDDR5Xにアップグレードされた点です。
主な特徴
Snapdragon Xで高性能・低消費電力を両立
Arm架構のSnapdragon Xにより、バッテリー効率を大幅に改善しながら、高い処理性能を実現しています。
ゲーミング中のバッテリー持続が大幅に向上しています。
120Hzディスプレイで滑らかなゲーム表示
7インチ液晶の120Hzリフレッシュレートにより、アクションゲームが滑らかに表示され、レスポンスが向上します。
1TBストレージでゲーム管理が容易
ストレージが1TBに倍増し、複数の大容量ゲームを同時インストール可能です。
ゲーム削除と再インストールの手間が大幅に軽減されます。
80WhバッテリーでSnapdragon Xの効率を最大活用
Snapdragon Xの低消費電力性と、大容量バッテリーの組み合わせで、ゲーミング中の持続時間が向上しています。
Windows 11で汎用性が高い
Windows 11が標準搭載され、Windowsゲームの豊富なライブラリが利用可能です。
エミュレーター対応も良好です。
ASUS Glanceテクノロジーで追加ディスプレイ機能
背面に補助ディスプレイ表示機能があり、バッテリーやゲーム情報を確認可能です。
メリット
Snapdragon Xでバッテリー効率が大幅改善
Arm架構の効率性により、ゲーミング中のバッテリー持続が大幅に向上しました。
外出先での長時間ゲーミングが可能になります。
1TBストレージで複数大容量ゲーム同時インストール
ストレージ容量が十分で、ゲーム削除と再インストールの手間が大幅に軽減されます。
120Hzで滑らかなゲーム表示
高リフレッシュレートにより、アクションゲームのレスポンスが向上し、ゲーミング体験が改善されます。
Windows 11で豊富なゲームライブラリ
Windowsゲームの豊富なライブラリが利用可能で、ゲーム選択肢が多いです。
ASUS Glanceで追加情報表示
背面ディスプレイでバッテリーやゲーム情報を確認でき、利便性が向上しています。
高い互換性で様々なゲームが動作
Windows 11により、Windowsゲームの互換性が高く、多くのゲームが問題なく動作します。
デメリット
価格が89,800円で、携帯型ゲーミングPC最高級の価格帯
高性能ですが、投資額が大きく、一般向けには割高感があります。
ゲーミング専用ではなく、汎用PCとしての価値判断も必要です。
重量が678gで、やや重めの携帯性
Nintendo Switchなど一般的な携帯ゲーム機より重く、長時間の手持ちでは腕が疲れやすくなります。
Snapdragon Xで、一部Windowsソフトの互換性に課題
Arm架構のため、x86向けの一部レガシーアプリケーションが動作しない可能性があります。
エミュレーション機能でサポート対象ですが、完全互換ではありません。
ディスプレイが液晶で、OLED未採用
Steam Deck OLEDのような有機ELディスプレイとは異なり、液晶のため色再現性が限定的です。
バッテリー持続が完全には明かされていない
実測でのゲーミング時間が、公式発表と異なる可能性があります。
初期設定でwindows Updateが必須
Snapdragon X最適化のアップデートが必要で、初期セットアップに時間がかかります。
ユーザー評価まとめ
楽天市場・Amazonの購入者レビューをもとに、実際のユーザーの評価傾向をまとめました。
高評価のポイント
Snapdragon Xのバッテリー効率の良さに驚いたというレビューが多く、ゲーミング中の持続時間の向上が高く評価されています。
1TBストレージの便利さへの評価が高く、ゲーム管理の手間削減が好評です。
120Hzディスプレイでゲーム表示が滑らかになったという感想も見られます。
低評価・気になる声
Snapdragon X架構により、一部Windowsアプリケーションの互換性に課題があるという指摘があります。
価格の高さに対して、スペック向上が限定的と感じるユーザーもいます。
重量がやや重く、携帯性に課題があるという意見も見られます。
まとめ
ROG Ally Xは、Snapdragon Xプロセッサ、120Hzディスプレイ、1TBストレージ、16GB LPDDR5X、80Whバッテリーを備えた、携帯型ゲーミングPC最高峰です。前作ROG Ally Z1からSnapdragon Xプロセッサとストレージが大幅に強化されています。
Snapdragon Xの低消費電力性により、ゲーミング中のバッテリー持続が大幅に向上し、1TBストレージで複数の大容量ゲームを同時インストール可能です。
Snapdragon X架構の互換性課題があり、一部Windowsアプリケーションが動作しない可能性があります。また、重量がやや重く、携帯性に課題があります。総合的には、携帯型ゲーミングPCの最高性能を求める、エキスパートゲーマー向けの最高峰機です。
特に、Windowsゲーマー、携帯型ゲーミングPC重視のユーザー、高性能ゲーミング重視のプレイヤーにおすすめです。
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