この記事の要点
Elgato Stream Deck Plus は、2022年12月発売の配信・制作用コントローラーで、8個の LCD キー、4つの 360° エンコーダー、LCD タッチストリップを搭載した高機能ストリーミングコンソール。
- LCD キーでリアルタイムフィードバックが可能
- 4 つのエンコーダーでアナログ制御が可能
- LCD タッチストリップでスライダー操作
はじめに
Elgato Stream Deck Plus は、2022年12月に発表された Elgato のプレミアムストリーミングコントローラーで、Stream Deck の後継の高機能版です。
前作 Stream Deck からの主な進化は、8個の LCD キーボタン、4つの 360° ロータリーエンコーダー、LCD タッチストリップの搭載、USB 2.0 接続、より高度なカスタマイズ機能などです。
本記事では、Elgato Stream Deck Plus の基本スペック、Stream Deck との違い、主な特徴、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| LCD キー | 8個 |
| エンコーダー | 4個(360°)の |
| LCD タッチストリップ | 1個 |
| 接続方式 | USB 2.0(USB-C) |
| サイズ | 140 × 138 × 110mm |
| 重量 | 465g |
| ケーブル長 | 5フィート(1.5m) |
| 対応OS | Mac/Windows |
| カスタマイズ | 無制限 |
| プロファイル | 複数対応 |
| オートモードスイッチ | 対応 |
| 価格 | 32,653~32,980円 |
前作との比較
| 項目 | Stream Deck Plus | Stream Deck |
|---|---|---|
| キーボタン | 8個 LCD | 15個 物理 |
| エンコーダー | 4個(360°) | なし |
| タッチストリップ | 1個 | なし |
| 接続 | USB 2.0(USB-C) | 同様 |
| カスタマイズ | 無制限 | 無制限 |
| アクション可能 | 多数 | 同様 |
| ライティング | LCD 画像 | 物理LED |
| サイズ | やや大型 | コンパクト |
| 価格 | 32,653円 | より安価 |
最も大きな進化は、8個の LCD キーにより、ボタンの画像がリアルタイム更新できるようになったこと、4つの 360° エンコーダーにより、つまみ操作でのパラメータ制御が可能になったこと、LCD タッチストリップにより、スライダー操作が実現されたことです。
主な特徴
8 個の LCD キーでリアルタイムビジュアルフィードバック
8 個の LCD キーボタンにより、アプリケーションの状態に応じて、リアルタイムにボタンの表示内容が更新されます。
配信ソフトウェア(OBS、XSplit など)、DAW(Ableton、Logic Pro など)との統合により、現在の状態がボタンに視覚的にフィードバックされ、操作の直感性が向上します。
4 つの 360° エンコーダーでアナログ制御
4 つのロータリーエンコーダーにより、音量、照明の輝度、パン・ズーム、エフェクト量など、連続的なパラメータ制御が可能になります。
ツマミ操作による自然なコントロール感覚が実現され、配信・制作のクリエイティビティが大幅に向上します。
LCD タッチストリップでスライダー操作
LCD 一体型のタッチストリップにより、スライダー操作でのパラメータ制御が可能です。
スライダーの値がリアルタイムに LCD に表示され、直感的な操作体験が実現されています。
Stream Deck アプリケーションで無制限カスタマイズ
Elgato の Stream Deck アプリケーションにより、キー、エンコーダー、タッチストリップのカスタマイズが無制限に可能です。
複数のプロファイルを作成でき、アプリケーション間での自動切り替えも実現されます。
プラグイン対応で機能拡張が可能
Elgato のプラグインエコシステムにより、サードパーティ製プラグインでの機能拡張が可能です。
制作ワークフローに最適化したカスタムプラグイン開発も容易になります。
メリット
LCD キーでリアルタイムフィードバックが可能
アプリケーションの状態が LCD ボタンに視覚的にフィードバックされ、操作がより直感的になります。
4 つのエンコーダーでアナログ制御が可能
つまみ操作による自然なパラメータ制御が実現され、配信・制作の表現の幅が拡がります。
LCD タッチストリップでスライダー操作
連続的なスライダー操作でのパラメータ制御が可能になり、制作の柔軟性が向上します。
無制限カスタマイズで作業フローに最適化
複数プロファイルとアプリケーション間の自動切り替えにより、作業フローに完全に最適化したコントローラーが実現されます。
プラグイン対応で機能拡張
サードパーティプラグインにより、制作環境に応じた機能拡張が可能です。
OBS、XSplit、DAW など主要アプリケーション対応
配信・制作用の主要アプリケーションとの統合が実現されており、すぐに実用的なセットアップが可能です。
デメリット
価格が高額で初心者の参入障壁が大きい
32,653 円の価格は、ストリーミングコントローラーとしては高額です。初心者にとって参入障壁が高いです。
学習曲線が急
LCD キーのカスタマイズ、エンコーダーの設定、プロファイル管理など、高度な機能を使いこなすまでに時間がかかります。
USB 2.0 接続のため、ハブ経由での利用は推奨されない
USB 2.0 接続のため、複数の USB デバイス利用時は、専用ハブの導入が推奨されます。
LCD ディスプレイの耐久性に懸念
LCD ディスプレイの長期使用による劣化の懸念があります。
Stream Deck Standard と異なり、キー数が 8 個に減少
Stream Deck(15キー)と比較して、キー数が減少しており、複数のマクロを登録する場合には、複数ページの切り替えが必要になります。
まとめ
Elgato Stream Deck Plus は、8 個の LCD キー、4 つの 360° エンコーダー、LCD タッチストリップ、無制限のカスタマイズ機能、プラグイン対応を搭載したプレミアムストリーミングコントローラーです。
LCD キーのリアルタイムフィードバック、4 つのエンコーダーによるアナログ制御、LCD タッチストリップによるスライダー操作により、配信・制作の表現の幅が大幅に拡がります。複数プロファイルとアプリケーション自動切り替えにより、作業フローに完全に最適化したコントローラーが実現されます。
高額な価格、学習曲線の急さ、キー数の減少が課題ですが、LCD キーと エンコーダーにより、プロフェッショナルな配信・制作環境を構築したいクリエイターにとって最高峰の選択肢です。
特に、複数の配信・制作アプリケーション間で頻繁に切り替えるストリーマー、DAW との統合で複雑な制作ワークフロー構築を目指すプロデューサー、高度な配信制作環境を構築したいプロフェッショナル クリエイターにおすすめです。
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