FUJIFILM X-T5 は、2022年11月に発表された FUJIFILM の最高峰ミラーレスカメラで、X-T4 の後継モデルです。
前作 X-T4 から、40.2MP X-Trans CMOS 5 HR センサー搭載(前作比で高解像度化)、1/180,000 秒の高速電子シャッター(従来比約2.5倍)、15fps から 20fps への連写速度向上、6.2K F-Log2 動画対応、7.0段手ぶれ補正など、多くの革新的な進化を遂げています。
本記事では、FUJIFILM X-T5 の基本スペック、X-T4 との違い、主な特徴、メリット・デメリット、ユーザー評価まで詳しく解説していきます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 40.2MP X-Trans CMOS 5 HR |
| 画像処理 | X-Processor 5 |
| AF ポイント | 425 ポイント |
| ISO | 160-12,800(拡張) |
| シャッター | 電子(1/180,000秒) |
| 連写速度 | 20fps(電子) |
| 手ぶれ補正 | 7.0段 |
| 動画 | 6.2K 30p F-Log2 |
| 記録方式 | XF-HEVC/XF-AVC |
| ファインダー | 369万ドット EVF |
| ディスプレイ | 3インチ可動式 |
| サイズ | 130 × 91 × 64mm |
| 重量 | 557g |
| 価格 | 226,790~229,500円 |
| 項目 | FUJIFILM X-T5 | FUJIFILM X-T4 |
|---|---|---|
| センサー | 40.2MP X-Trans 5 HR | 26.1MP X-Trans 4 |
| 解像度 | 40.2MP | 26.1MP |
| 電子シャッター | 1/180,000秒 | 1/125,000秒 |
| 連写速度 | 20fps | 15fps |
| 手ぶれ補正 | 7.0段 | 6.5段 |
| 動画 | 6.2K F-Log2 | 4K DCI |
| ビットレート | 13+段DR | 12段DR |
| ファインダー | 369万ドット | 370万ドット |
| Pixel Shift | 160MP | 対応 |
| 価格 | 226,790円 | 前モデル相当 |
最も大きな進化は、40.2MP への高解像度化、1/180,000 秒の高速シャッター対応、20fps 連写速度向上、6.2K F-Log2 動画対応です。これらの進化により、写真・動画の両分野での表現力が大幅に拡がっています。
FUJIFILM X-T5 は、前作の 26.1MP から 40.2MP への高解像度化により、より詳細で高品質な画像が得られます。
X-Trans の独特なベイヤー配列により、モアレやカラーノイズが少なく、高解像度でも高い画質が維持されます。Pixel Shift Multi-Shot 機能により、最大 160MP の超高解像度画像が得られます。
1/180,000 秒の高速シャッターにより、日中での大口径レンズの使用が可能になります。背景のボケを活かしたポートレート撮影やシネマティックな映像表現が実現されます。
従来比約 2.5 倍の高速化により、ニュートラルデンシティフィルター不要の撮影シーンが増えます。
15fps から 20fps への連写速度向上により、スポーツ撮影、野生動物撮影での被写体の最高の瞬間をより確実に捉えられます。
バッファメモリの拡張により、連写枚数の制限も緩和されています。
FUJIFILM X-T5 は、6.2K 解像度での内録 F-Log2 動画対応により、13+段のダイナミックレンジが確保されます。
映像制作時のカラーグレーディング自由度が大幅に拡がり、プロフェッショナル映像制作に対応できるスペックが実現されています。
5軸 7.0段の手ぶれ補正により、低速シャッターでも安定した手持ち撮影が可能です。三脚が不要な撮影シーンが増え、撮影の自由度が拡がります。
チルト式の 3 インチディスプレイにより、ハイアングル、ロアングル撮影時に液晶を見ながらの撮影が可能です。自撮り撮影、アンダーシャッター撮影などで構図確認が容易になります。
前作比で 54% の解像度向上により、トリミング時のクオリティ低下が少なくなり、構図の自由度が大幅に拡がります。
ニュートラルデンシティフィルター不要での大口径レンズ撮影が実現され、浅いピント深度による背景ボケを活かしたポートレート撮影が可能になります。
連写速度向上により、スポーツ・野生動物撮影での成功率が改善されます。
13+段のダイナミックレンジにより、ポストプロダクション時のカラーコレクション自由度が大幅に拡がります。
低速シャッターでも安定しており、三脚の必要性が軽減されます。
複数フレーム合成により、160MP の超高解像度画像が得られ、大判プリントに対応できます。
226,790 円の本体価格は、APS-C カメラとしては高額であり、一般的なユーザーにとって大きな投資になります。
40.2MP の高解像度化により、RAW ファイルサイズが大幅に増加し、ストレージ管理とバックアップが複雑になります。
高性能化に伴う発熱増加により、動画撮影の時間制限が発生する可能性があります。
40.2MP 画像や 6.2K 動画の処理には、高性能なワークステーションが必須になり、関連機器への追加投資が必要です。
160MP 超高解像度画像を得るには、複数フレームの完全な固定が必須であり、三脚と安定した環境が不可欠です。
FUJIFILM X-T5 に対するユーザーからの評価傾向をまとめました。
ユーザーは、40.2MP の超高解像度を最も高く評価しており、「詳細で高品質な画像が得られる」「トリミング時のクオリティが高い」との声が報告されています。
1/180,000 秒の高速シャッターも高く評価されており、「日中での大口径撮影が可能になった」「背景ボケを活かした撮影表現が拡がった」との評価があります。
6.2K F-Log2 動画対応も好評で、「映像制作の自由度が拡がった」「プロ映像制作に対応できる」との声が聞かれています。
ファイルサイズの増加による管理の複雑さが課題として挙げられており、「ストレージ管理が大変」「バックアップコストが増加」との指摘があります。
処理・編集に必要なコンピュータ性能への懸念もあり、「新しいワークステーション導入が必須」「総所有コストが非常に高い」との指摘があります。
発熱による動画時間制限への懸念もあり、「長時間の動画撮影に制限がある」「信頼性に不安がある」との指摘もあります。
FUJIFILM X-T5 は、40.2MP X-Trans CMOS 5 HR センサー、1/180,000 秒電子シャッター、20fps 連写、6.2K F-Log2 動画(13+段 DR)、7.0段手ぶれ補正を搭載した APS-C 最高峰のミラーレスカメラです。
前作 X-T4 から解像度が 40.2MP に向上し、電子シャッター速度が 1/180,000 秒に高速化されています。6.2K F-Log2 動画対応により、プロフェッショナル映像制作に対応できるスペックが実現されています。
ファイルサイズの増加、処理機材への追加投資、動画時間制限が課題ですが、40.2MP の超高解像度と 6.2K F-Log2 動画対応により、高度な写真制作と映像制作に対応できる APS-C 最高峰のツールです。
特に、超高解像度画像を求める風景写真家、映像制作に本格的に取り組むクリエイター、大判プリント制作を行うプロフェッショナルにおすすめです。
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