この記事には予想・噂に基づく情報が含まれています
記載内容はリーク情報や業界の噂をもとにしており、メーカーの正式発表とは異なる場合があります。正確な情報はメーカー公式サイトをご確認ください。
※この記事にはリーク情報・予想に基づく内容が含まれます。正式な情報はメーカー公式発表をご確認ください。
SIGMA 85mm F1.2 DG Artは、SIGMAが2026年2月のCP+2026で開発発表した、フルサイズミラーレスカメラ用の大口径中望遠単焦点レンズです。開放F1.2という明るさにより、ポートレート撮影において極めて浅い被写界深度と美しいボケ表現を実現します。
前作SIGMA 85mm F1.4 DG DN Artから、開放F値がF1.4からF1.2へと大幅に明るくなり、デュアルHLA(高速リニアアクチュエーター)によるAF駆動の高速化、最新の光学設計による解像性能の向上など、多くの進化を遂げています。
本記事では、SIGMA 85mm F1.2 DG Artの予想スペック、SIGMA 85mm F1.4 DG DN Artとの違い、主な特徴、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 焦点距離 | 85mm |
| 開放F値 | F1.2 |
| レンズ構成 | 未発表(予想:17〜19群13〜15枚程度) |
| 最短撮影距離 | 未発表(予想:0.8〜0.85m程度) |
| フィルター径 | 82mm |
| 重量 | 未発表(予想:800〜950g程度) |
| 対応マウント | Lマウント / ソニーEマウント |
| AF駆動 | デュアルHLA(High-response Linear Actuator) |
| 手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応) |
| 価格 | 未発表(予想:約25万円前後) |
※未発表の項目は、同社50mm F1.2 DG DN ArtやCP+2026での展示情報をもとにした予想値です。正式なスペックは発売時に公開される予定です。
| 項目 | SIGMA 85mm F1.2 DG Art | SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art |
|---|---|---|
| 開放F値 | F1.2 | F1.4 |
| フィルター径 | 82mm | 77mm |
| AF駆動 | デュアルHLA | ステッピングモーター |
| 重量 | 未発表(予想:800〜950g) | 630g(Lマウント) |
| レンズ構成 | 未発表 | 15枚11群 |
| 最短撮影距離 | 未発表 | 85cm |
| 絞り羽根 | 未発表 | 11枚(円形絞り) |
| 対応マウント | Lマウント / ソニーEマウント | Lマウント / ソニーEマウント |
| 価格 | 未発表(予想:約25万円前後) | 約12万円 |
最も大きな進化は、開放F値がF1.4からF1.2へと約2/3段明るくなった点、デュアルHLAによるAF性能の飛躍的な向上、そしてフィルター径82mmの大口径化による最新光学設計の採用です。F1.2という明るさは、ポートレート撮影における被写界深度のコントロールとボケ表現に大きな優位性をもたらします。
F1.2という大口径は、85mmの中望遠画角と組み合わさることで、被写体を背景から際立たせる極めて浅い被写界深度を生み出します。ポートレート撮影において、目にピントを合わせた際の背景の溶けるようなボケは、F1.4では得られない次元の表現力です。
同社の35mm F1.2 DG II ArtやSIGMA 50mm F1.2 DG DN Artで培われたF1.2の光学設計技術が、最も需要の高い85mmポートレート画角に投入されることで、プロフェッショナルからハイアマチュアまで幅広い層のニーズに応えます。
新開発のデュアルHLA(High-response Linear Actuator)を搭載し、高速かつ高精度なオートフォーカスを実現しています。2基のリニアアクチュエーターによるフローティングフォーカス構造により、大口径レンズでありながら素早いピント合わせが可能です。
前作の85mm F1.4 DG DN Artが採用していたステッピングモーターから大幅にAF性能が向上しており、動きのあるポートレート撮影やウェディングフォトなど、瞬間を逃せないシーンでも安心して撮影できます。動画撮影においても、静音性の高いフォーカス駆動により、AF音が録音される心配がありません。
SIGMA 85mm F1.2 DG Artの登場により、35mm F1.2 DG II Art、50mm F1.2 DG DN Artとあわせて、F1.2大口径Artプライムレンズのトリオが完成します。ポートレート、ドキュメンタリー、ナラティブ映像制作において最も重要な3つの焦点距離を、統一されたF1.2の明るさでカバーできるようになります。
レンズ間で統一されたデザイン言語と操作感により、複数本を使い分ける際のシームレスな撮影体験が期待されます。映像制作において、焦点距離を変えてもF値を揃えられることは、ライティングやカラーグレーディングの一貫性を保つうえで大きなメリットです。
SIGMAの最新光学設計技術により、F1.2の開放絞りでも卓越した解像性能を実現すると発表されています。大口径レンズで課題となるサジタルコマフレアや色収差を高度に補正し、開放から画面全域で高い描写力を確保しています。
同社の50mm F1.2 DG DN Artでは、非球面レンズ4枚を含む17枚12群の構成で開放からの高画質を実現しており、本レンズでも同等以上の光学技術が投入されることが見込まれます。
SIGMAは公式に「コンパクト・軽量設計」を謳っており、F1.2というスペックでありながら携帯性に配慮した設計がなされています。フィルター径82mmは前作の77mmより大きくなっていますが、同社の50mm F1.2 DG DN Art(745g)の設計思想を受け継ぎ、クラストップレベルのサイズ感を目指していると考えられます。
他社の85mm F1.2クラスのレンズと比較して、大幅な軽量化が期待されており、長時間の撮影でもストレスの少ない取り回しが実現される見込みです。
一眼レフ時代の光学設計の制約から解放された、フルサイズミラーレスカメラ専用設計(DG)です。ショートフランジバックを活かした自由度の高いレンズ構成により、大口径でありながら高い光学性能とコンパクトさを両立しています。
Lマウントとソニーの2マウントで展開されるため、ソニーαシリーズ、パナソニックLUMIX、ライカなど、幅広いカメラボディで使用できます。
F1.4からF1.2への進化は、約2/3段分の明るさの向上を意味します。薄暗いロケーションでもISO感度を抑えた撮影が可能になり、シャッタースピードの余裕も生まれます。何より、F1.2特有の極めて浅い被写界深度によるボケ表現は、ポートレートフォトグラファーにとって最大の魅力です。
デュアルHLAの採用により、AF速度と精度が前作から飛躍的に向上しています。大口径レンズは被写界深度が浅いためピント精度が重要ですが、高速かつ正確なAFにより、開放F1.2でも安心してAFに頼った撮影が可能です。
SIGMAのArtラインは、妥協のない光学性能を追求するシリーズとして高い評価を受けています。開放F1.2からの高解像、色収差の抑制、美しいボケ味など、レンズの基本性能において最高レベルの品質が期待できます。
ソニーやキヤノンの純正85mm F1.2クラスのレンズは30万円を超える高価格帯ですが、SIGMAは同社の50mm F1.2 DG DN Art(定価約24.2万円)や35mm F1.2 DG II Art(定価約24.7万円)の価格帯を考慮すると、25万円前後と純正レンズより手頃な価格設定が予想されます。
デュアルHLAの静音AF、滑らかなフォーカス駆動、そしてF1.2の明るさは、映像制作においても大きなメリットです。F1.2 Artトリオとして3本を揃えることで、短編映画やドキュメンタリー制作において統一感のある映像表現が可能になります。
Lマウント(パナソニックLUMIX、ライカ)とソニーEマウントの2マウント展開により、主要なフルサイズミラーレスシステムのユーザーが利用できます。将来的にマウントコンバーターを使用した他マウントへの展開も期待されます。
F1.4からF1.2への大口径化に伴い、レンズの大型化と重量増は避けられません。前作の630gから大幅に重くなることが予想され、フィルター径も77mmから82mmに拡大しています。長時間の手持ち撮影では、体力的な負担が増える可能性があります。
前作85mm F1.4 DG DN Artの実売価格が約12万円であるのに対し、本レンズは25万円前後と約2倍の価格が予想されます。F1.2の明るさが本当に必要かどうか、費用対効果を慎重に検討する必要があります。
F1.2の開放では被写界深度が極めて浅くなるため、ピントの合う範囲はごくわずかです。ポートレート撮影で瞳にジャストピントを合わせるには、高精度なAFとカメラボディの瞳AF性能が重要になります。開放F1.2を常用するには、ある程度の撮影スキルとカメラ性能が求められます。
フィルター径が前作の77mmから82mmに変更されたため、77mm用のNDフィルターやPLフィルターなどを新たに買い替える必要が生じます。82mmフィルターは77mmより選択肢が少なく、価格も高い傾向にあります。
2026年2月の開発発表から発売予定の9月まで約7か月の待ち時間があります。その間にスペックや価格が変更される可能性もあり、すぐにF1.2レンズが必要な場合は他社製品を検討する必要があります。
CP+2026の展示ブースでの体験レビューや、カメラ系メディアの初期レポートをもとに、発売前の評価傾向をまとめました。
CP+2026のSIGMAブースで実機を試した来場者からは、「F1.2のボケ量が圧倒的」「開放から解像感がある」という光学性能への高い評価が見られます。前作F1.4との差を実感したという声が多く、特にポートレートフォトグラファーの間で大きな期待が寄せられています。
デュアルHLAのAF性能についても、「前作から明らかに速くなった」「静音性が高く動画にも使いやすい」といったポジティブな評価が報告されています。大口径レンズでありながら素早いAFが実現されている点は、実用面で大きなアドバンテージです。
F1.2 Artトリオの完成により、「35mm、50mm、85mmを揃えたい」「シネマレンズの代替として魅力的」という声も多く、SIGMAのレンズラインナップ戦略に対する評価も高い傾向にあります。
最も多い懸念は、「前作から大幅に重くなりそう」「持ち運びが大変になるのでは」というサイズ・重量に関する声です。軽量さが魅力だった前作85mm F1.4 DG DN Artユーザーにとっては、大型化がネックになる可能性があります。
価格に関しても、「前作の2倍はさすがに高い」「F1.4で十分な場面も多い」という意見が見られます。F1.2とF1.4の差を実感できるシーンが限られるという冷静な評価もあります。
「発売まで待てない」「他社の85mm F1.2を先に買ってしまいそう」という声もあり、2026年9月という発売時期の遅さを指摘する声もあります。
SIGMA 85mm F1.2 DG Artは、開放F1.2の大口径、デュアルHLAによる高速AF、最新光学設計による高解像を実現したフルサイズミラーレス用ポートレートレンズです。前作SIGMA 85mm F1.4 DG DN Artから、明るさ・AF性能・光学性能の3つの軸で大きな進化を遂げています。
SIGMA F1.2 Artトリオの完成形として、35mm・50mm・85mmの3焦点距離を統一されたF1.2の明るさでカバーできるようになり、ポートレートフォトグラファーや映像クリエイターにとって非常に魅力的な選択肢です。
価格が前作の約2倍になる見込みであること、大型化・重量増が避けられないことなど注意点はありますが、F1.2というスペックが求められるシーンでは唯一無二の存在感を発揮するレンズとなるでしょう。
特に、ポートレート撮影を極めたいフォトグラファー、ウェディングフォトグラファー、そしてF1.2 Artトリオで映像制作のクオリティを引き上げたいビデオグラファーにおすすめです。2026年9月の発売が待ち遠しい一本です。
あわせて読みたい
SIGMA AF Cine 28-105mm T3 FFは、SIGMAがCP+2026で発表したAF対応フルフレームシネマズームレンズ。28-105mm F2.8 DG DN Artの光学設計をベースに、シネマ向けの操作性・0.8Mピッチギア・静音AF・クリックレス絞りリングを搭載。
ポートレートレンズの頂点を争うSIGMA 85mm F1.2 DG Artと Sony FE 85mm F1.4 GM IIを徹底比較。スペック・ボケ味・AF性能・携帯性・価格まで、あなたに最適な1本を見極めます。
SIGMA 35mm F1.4 DG II Artは、CP+2026で発表された最新の大口径広角単焦点レンズ。前作DG DN Artから20%軽量化しつつ光学性能を向上させた注目モデルの特徴・メリット・デメリットを徹底解説します。
SIGMA 15mm F1.4 DC Contemporaryの詳細レビュー。前作16mm F1.4 DC DNから約50%の軽量化を実現したAPS-C用大口径超広角レンズの特徴・メリット・デメリットを徹底解説します。